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2009年 春号 | |
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◆○◆えほん◆○◆ | |
「3びきのゆきぐま」
ジャン・ブレット/作 ほるぷ出版 きたのくにのこおりのうえでおんなのこはひとりぼっちになりました。おんなのこは、こおりでできたいえをみつけ、なかにはいってみます。そこにはおいしそうなスープが3つ。おんなのこはつぎつぎためしてみますが…。 おなじみの『3びきのくま』が、ゆきぐまになりました。 |
「えんぴつくん」
アラン・アルバーグ/作 えんぴつが1ぽんありました。あるとき むくっとおきあがり、かきあげたのは、おとこのこ。 それから、いぬ、ねこ、いえ…と、かきすすみますが、なにかが、たりません。 そこで、えのぐのふでが、なかまいり。これで、これで、せかいは、いろとりどり。ところが、おもわぬところで、けしごむがあばれだし、えんぴつくん、ピンチ。 |
「ひとはみな、自由 世界人権宣言」
主婦の友社 世界(せかい)じゅうの人(ひと)たちがみんな、楽(たの)しくなかよく幸(しあわ)せに暮(く)らしていくためにはどうしたらいいのだろう? みんなが平和(へいわ)な暮らしをできるためのルールが「世界人権宣言(せかいじんけんせんげん)」です。ジョン・バーニンガムさんやボブ・グラハムさんなど、人気(にんき)のイラストレーターたちの絵(え)がついて、わかりやすい絵本(えほん)になりました。 |
「いもうとがウサギいっぴきたべちゃった」
ビル・グロスマン/文 たいへんたいへん! ぼくのいもうとが、ウサギをまるごとたべちゃった! なのにいもうとったら、ぜんぜんへいき。おまけにこんどは、ヘビ2ひき。それからアリンコ3びきに、ノネズミ4ひきも! それから、それから…。 |
「ハリセンボンがふくらんだ」
鈴木克美/作 石井聖岳/画 あかね書房 とげだらけの魚(さかな)。針(はり)が千本(せんぼん)でハリセンボン。おもしろくて、わかりやすい名前(なまえ)ですね。でも本当(ほんとう)は、とげの数(かず)はだいたい500本だそうですよ。おどろいたり、他(ほか)の魚におそわれたりすると、体(からだ)がふくらみ、とげが、さかだちます。 そんな体のしくみや、生(う)まれてから成長(せいちょう)するまでの流(なが)れを知(し)ることができます。 |
「しりとりあそび しろとくろ」
星川ひろ子・星川治雄/著 小学館 さあ、しりとりあそびをはじめましょう。でも、ルールをひとつきめます。しろとくろのものだけでしますよ。 はじめは「しろとくろ」の「ろ」。「ろうそく」! では「く」のつくしろとくろのものは…? つぎつぎあらわれるしゃしんは、どれもしろとくろのものばかり。「あか・みどり・き」と「ちゃいろ」のほんもあります。 |
ほかにもいろいろ「まつぼっくりのぼうけん 川といっしょにたびをした 五つのまつぼっくりのおはなし」
ブリギッテ・シジャンスキー/文 あべ弘士/作 講談社 |
ほかにもいろいろ「ごきぶり大王」
K.チュコフスキー/作 マーシャ・ブラウン/再話・絵 アリス館 |
○◆○よみもの○◆○ | |
「おいなり山(やま)のひみつ」(よみもの)
茂市久美子/著 講談社 ひろしくんに当(あ)たった思(おも)いがけないプレゼントは「お山(やま)ですごす一週間(いっしゅうかん)」。 リュックを背負(せお)って、ひとりで列車(れっしゃ)にのって四十分(よんじっぷん)ほどのところにある小(ちい)さな駅(えき)へ。草(くさ)ぼうぼうの駅でまっていたのは、ひろしくんよりもずっと年下(としした)の、むぎわらぼうしをかぶった男(おとこ)の子(こ)でした。 |
「ネコのアリストテレス」(よみもの)
ディック・キング=スミス/著 評論社 ネコには九(ここの)つの命(いのち)があると言(い)われています。ところがアリストテレスときたら、むこうみずでこわいもの知(し)らず。えんとつからおっこちたり、ミルクつぼにおちたりと、何度(なんど)も死(し)にそうな目(め)にあってしまいます。そんな時(とき)、ご主人(しゅじん)のべラ・ドンナは「やれやれ」とやさしくしかるのでした。しばらくはおりこうにしていたアリストテレスでしたが…。 |
「おばけのゆびきり」(よみもの)
那須正幹/作 佼成出版社 くらい森(もり)のおくに、子(こ)どものおばけがすんでいました。おばけには、おとうさんも、おかあさんもいません。かなしくなったおばけは、ともだちをつくろうとおもいました。 でも、リスもクマもおばけを見(み)てにげ出(だ)してしまいます。おばけにともだちはできるのでしょうか? |
「あたしが部屋(へや)から出(で)ないわけ」(よみもの)
アメリー・クーテュール/作 文研出版 新(あたら)しい弟(おとうと)も、サマースクールも、おばあちゃんの死(し)も嫌(いや)でたまらなかったリュシーは、部屋(へや)にかぎをかけて閉(と)じこもった。なぐさめてくれるのは、大好(だいす)きなおばあちゃんがくれた小鳥(ことり)だけ。 |
「やまねこようちえん」(よみもの)
那須田淳/作 ポプラ社 ようちえんにいきたくないさくらちゃんは こねこのモモにいいました。「モモはいいねえ。ようちえんにいかなくてもいいんだから。」「そんなことはないよ。ぼくだって、いってるもの。」ねこたちは"やまねこようちえん"でおべんきょうをしているのです。 |
「リンゴの丘(おか)のベッツィー」(よみもの)
ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー/作 ベッツィーは、生(う)まれてすぐに両親(りょうしん)を亡(な)くして、大(おお)おばさんにひきとられました。大おばさんもおばさんも、ベッツィーのことをとてもかわいがって、大切(たいせつ)に育(そだ)ててくれました。 ところが大おばさんが病気(びょうき)になったので、9歳(さい)のベッツィーは、とつぜん、いなかの親戚(しんせき)の農場(のうじょう)でくらすことになってしまいました。 |
ほかにもいろいろ「ひらけ!なんきんまめ」 竹下文子/作 小峰書店 「空(そら)を飛(と)んだポチ 杉山(すぎやま)亮(あきら)のものがたりライブ」杉山亮/著 講談社 「山田(やまだ)守(まもる)くんはたぬきです」市川宣子/作 小学館 |
ほかにもいろいろ「カナリア王子 イタリアのむかしばなし」 イタロ・カルヴィーノ/再話 福音館書店 「フングリコングリ 図工室のおはなし会」岡田淳/作・絵 偕成社 |
◆○◆ちしきのほん◆○◆ | |
「キルトにつづる物語 アメリカ開拓時代を生きた少女」(289)
アンドレア・ウォーレン/作 汐文社 アメリカ合衆国(がっしゅうこく)のちょうどまん中(なか)くらいに、ネブラスカ州(しゅう)があります。19世紀後半(せいきこうはん)、多(おお)くの人々(ひとびと)が農地(のうち)として開墾(かいこん)するためにやって来(き)ました。しかし、厳(きび)しい自然(しぜん)の中であきらめて土地(とち)を離(はな)れた人(ひと)もいました。そんな中、グレースの一家(いっか)は根気強(こんきづよ)く土地を耕(たがや)し、乏(とぼ)しい材料(ざいりょう)を工夫(くふう)して生活(せいかつ)したのでした。1982年(ねん)に100歳(さい)で亡(な)くなった天才的(てんさいてき)キルト作家(さっか)グレースの伝記(でんき)です。 |
「あした選挙へ行くまえに」(314)
池上彰/著 河出書房新社 政治家(せいじか)は、どんな仕事(しごと)をするのか知(し)っていますか? 税金(ぜいきん)の使(つか)い方(かた)を決(き)めるのが政治家。「無駄遣(むだづか)いせず上手(じょうず)に使う人(ひと)」を見抜(みぬ)くにはどうしたらいいか、わかりやすく書(か)かれています。 選挙(せんきょ)の仕組(しく)みがわかれば、選挙のオモシロさもわかる! |
「好奇心(こうきしん)の部屋(へや) デロール」(480)
今森光彦/文・写真 福音館書店 ショーウィンドーに、なんとライオンが! 中(なか)に入(はい)ると、ライオンは剥製(はくせい)でした。ビーバー、シマウマ、スイギュウのほか、世界各地(せかいかくち)の動物(どうぶつ)や虫(むし)の標本(ひょうほん)が、せいぞろいしています。 このふしぎな場所(ばしょ)「デロール」は、170年(ねん) も前(まえ)からあるお店(みせ)。そう、みんな売(う)りものなのです。 |
「てのひらかいじゅう」(487)
松橋利光/しゃしんとぶん そうえん社 うちのにわであるひ、すごいいきものをみつけたよ。それはね、するどいめでこちらをみながら、したをぺろり…かいじゅうだぁ! きみのちかくにもいるかもしれない"てのひらかいじゅう"をさがしてみよう。 |
「ちいさな森のいのち-きのこの絵本」(657)
小林路子/文と絵 ハッピーオウル社 シイタケやシメジといったよく食(た)べられるものから、食べると死(し)んでしまうものまで。きのこは色(いろ)も形(かたち)も様々(さまざま)です。 でもきのこはカビと同(おな)じ菌類(きんるい)だと知(し)っていますか? 知れば知るほどふしぎなきのこを、この本(ほん)ではきれいなイラストで紹介(しょうかい)しています。 |
ほかにもいろいろ 「屋久島 樹と水と岩の島を歩く」(402) 青山潤三/著 岩波書店 「小さな動物公園のアイデア園長 羽村市動物公園物語」(480)漆原智良/著 学研 「ボノボ 地球上で、一番ヒトに近いサル」(489)江口絵理/著 そうえん社 |
堺市立図書館 平成21年3月発行 |