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知的書評合戦
ビブリオバトルinさかい #19
平成26年(2014) 12月21日(日曜)開催

第19回目のビブリオバトルinさかいを開催しました。
扉を開けば、本好きの方の集まる、「知的書評合戦 ビブリオバトル」の世界が待っています。

画像:ビブリオバトルへの扉

今回のテーマは「走」

まずは恒例のアイスブレイクタイム!

今回のアイスブレイクのクイズは、隣り合った方とペアを組んで、
1分間に思いつく『運動会の種目』の数を競いました。


1位の方の、答え合わせ中です。
優勝ペアは、12個の種目を思いつきました!


画像:アイスブレイク

運動会は身近な催しなので、参加者の皆さんも答えを考えやすかったようです。
1位のペアには、ビブリオバトル倶楽部特製デザインの特製のブックカバーが贈呈されました。


会場が盛り上がったところで、ビブリオバトル、スタートです!


今回の発表者

今回の発表者は5人。
まずはくじ引きで発表の順番を決めます。
1番くじを引いた方から、希望の発表順を選んでもらいます。

画像:発表者

発表の様子

急行「北極号」
画像:発表者1

観戦者のコメント

  • 村上春樹が携わった絵本ということと、絵が素敵なので、子どもにも読んであげたいし、自分も読んでみたくなりました。
  • 普段手に取らない、出会うことのない本でした。
  • 絵は一枚だけ見せていただいのですが、素晴らしい絵だったので、もっといっぱい見たかったです。
  • 素敵な絵本でした。最後に紹介された作者のあとがきも、余韻のあるすてきな言葉でした。
冒険者たち
画像:発表者2

観戦者のコメント

  • 小さいネズミたちが、仲間の犠牲を乗り越えて、知恵とチームワーで勝利する。表紙の鳥に乗ったガンバを見た瞬間、冒険心がくすぐられました。未読ですので、ぜひ読んでみたいと思いました。
  • 子どもの頃、ガンバをアニメで見ていましたが、いつもガンバと仲間たちが走っていました!プレゼンの間、ずっとアニメの歌に乗ってネズミが頭の中を走り回っていましたよ。
  • ネズミの寿命と心拍数とストーリーがどんな関係あるのかしら?チャレンジすることの大切さが書かれてるのか?と感じました。
空の走者たち
画像:発表者3

観戦者のコメント

  • 「走」というテーマにぴったりはまっている作品だと思いました。
  • 走ること・ものごとを続けて発展させていくためのポイントが書いてあるのかも、と感じた。
  • 2020年オリンピック開催が、いままで以上に楽しみになりました。
阪急電車
画像:発表者4

観戦者のコメント

  • 既読なのに、また読みたくなるようなプレゼンの仕方がすごく良かったです。
  • エピソードの紹介の方法がお上手で、「読みたい」と思わせてくれました。
  • 映画をチラッと見たことがあったのですが、原作も読みたくなりました。
  • おだやかな口調で、わかりやすく、またラストをぼやかしての発表なので、「どうなるの?続きが読みたい!」という気持ちを引き出す発表でした。
極北に駆ける
画像:発表者5

観戦者のコメント

  • この本のどこに惹かれたか、のバトラーの話に引き込まれました。植村直己が計画性なく冒険をしていた、という紹介に驚きました。
  • 登山家から、大陸横断を「駆ける人」に変わっていくキッカケの本だということでした。ぜひ読んでみたいと思わせる発表でした。
  • 植村直己は、遺体も発見されておらず、年十年か前に映画を観たことがあります。どこかで気になりながら、忘れてしまっていました。今回の発表で、彼は何か大切なことを伝えていた人だったのでは?と思い返しました。

ビブリオバトルでは、5分間の発表後に、2分間の質疑応答時間があります。

画像:質疑応答

発表を聞いて、気になった点、もっと知りたいところ等あれば、
遠慮せずに質問してください。



それでは投票です

すべての発表と質疑が終わり、「一番読みたくなった本」に挙手で投票します。

画像:投票

接戦を制した、チャンプ本は?

今回のチャンプ本

投票の結果、第19回のチャンプ本に輝いたのは
「阪急電車」(発表者:福冨規博さん)でした!

画像:第19回チャンプ本発表者

【チャンプ本発表者からのコメント】

堺図書館でのビブリオバトル、何回か発表させていただいているのですが、いつになっても、発表前は緊張でドキドキです。それでも、発表後の達成感は何とも言えず爽快で、充実感でいっぱいです。ビブリオバトルは、発表者と観戦者が一体となり、ともに楽しめる本当に素晴らしいイベントだと思います。さて、今回紹介させていただいたのは、片道15分のローカル線で起こる数々の奇跡を16のストーリーで描いた、有川浩さんのベストセラー小説「阪急電車」です。日常よく利用する電車の中では、乗り合わせた人数分の様々な出来事が起こっています。新しい恋のはじまり、偶然出会った人からの思いがけない感動の一言など、数々のドラマを絶妙に展開するこの物語は、読み進むほどにおもしろさがどんどん増していきます。年代を問わず楽しめるこの「阪急電車」をぜひ、一度手に取ってみてください。


紹介された本
「急行「北極号」」 クリス・ヴァン・オールズバーグ/絵と文
「冒険者たち」 斎藤 惇夫/作
「空の走者たち」 増山 実/著 角川春樹事務所
「阪急電車」 有川 浩/著 幻冬舎
「極北に駆ける」 植村 直己/著 山と渓谷社

ビブリオバトル終了後

発表者には発表本や発表者名が書かれた
「コミュニケーションカード」(20枚)をお渡ししています。
コミュニケーションカードをもらうと共に、質問や感想を伝えてみてはいかがでしょう?

写真:コミュニケーションカード配布

また、ビブリオバトル終了後は、発表者と観戦者のコミュニケーションをより深めるため、集会室にて懇談会を行いました。

なごやかな雰囲気の楽しい会です。次回開催時にも、お気軽にご参加ください。

画像:観戦者のおすすめ本

観戦者の方にも、「走」をテーマにしたおすすめ本を教えていただきました。
受付でお渡しする用紙に書名やコメントを書いて、受付横にあるボードに自由に貼っていただけます。
「たくさんの人の前で、発表するのは恥ずかしい。けど、この本をほかの方にも読んでもらいたい!」という方、どんどん、おもしろい本をおすすめください。


次回開催について

第20回:テーマ「贈」
平成27年2月15日(日曜)14時から
発表者6人・観戦者30人(当日先着)募集中

発表の申込みは中央図書館まで。
来館または電話(072-244-3811)、ビブリオバトル申込みメールで。
(メール件名は「ビブリオバトル申込み」としてください。)
折り返し担当者からご連絡します。

ビブリオバトルロゴ